過去のダウ銘柄の入れ替え。その後どうなったかを検証

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セールスフォースとアムジェン、ハネウェルをダウ平均銘柄に採用 


過去のダウ銘柄の入れ替え。その後どうなった?

2018年6月26日

○組み入れ:ウォルグリーン・ブーツ・アライアンス

採用日からのリターン:-36%(配当込み)


☓除外:GE

除外日からのリターン:-45%(配当込み)


2015年3月19日

○組み入れ:アップル

採用日からのリターン:+328%(配当込み)


☓除外:AT&T

除外日からのリターン:+21%(配当込み)


2013年9月20日

○組み入れ:ゴールドマン・サックス

採用日からのリターン:+37%(配当込み)

○組み入れ:VISA

採用日からのリターン:+346%(配当込み)

○組み入れ:ナイキ

採用日からのリターン:+260%(配当込み)


☓除外:アルコア

除外日からのリターン:-23%(配当込み)

☓除外:バンク・オブ・アメリカ

除外日からのリターン:+95%(配当込み)

☓除外:ヒューレット・パッカード

算出不可


※データの利用については細心の注意を払っているが、内容を保証するものではない。またいずれもyahoo Finaceの調整株価(分割・配当)を利用。


検証結果

事例は少ないが、2013年以降のダウ平均銘柄の入れ替えにおいて採用銘柄が除外銘柄のリターンを下回ったのはゴールドマン・サックスのみ。その点で過去の選定は比較的時代のトレンドを汲んだものと言える。そうなるとエクソン・モービル、ファイザー、レイセオン・テクノロジーズは期待薄か。エクソン・モービルが除外されたことで、ダウ銘柄で最古の企業はプロクター・アンド・ギャンブルに変わった。

ダウデュポンやユナイテッドテクノロジーなどの合併案件を除いて、実質的な入れ替えは2018年のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス以来の2年ぶり。今回はアップルの株式分割に伴う調整が目的であり、8月31日の取引開始前に実施される。